名ストーブ列伝 19 ワイルドストーブ(イギリス) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 11/17/2024 英国製のワイルドストーブです。コピー商品が多いストーブの一つですね。その割に知名度は高くないように思えます。ステンレス製で3つのパーツを組み合わせ、五徳を乗せると二次燃焼ストーブになります。新型となりましたが、旧型との違いは五徳の形状だけです。旧型の五徳は別売府品として購入可能できます。ブッシュバディよりかなり大型になっています。 変わったところでは、シリアルナンバーが付いていることですね。海外製は良くも悪くも雑な作りが多いなか、製品のクオリティーがかなり高い。シリアルナンバーは製品への自信の表れでしょう。個人的にはワイルドという商品名には違和感あり、スマートでお洒落な感じのストーブです。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
名ストーブ列伝 9 ノマド・リトルダンディストーブ(アメリカ) 11/07/2024 これはチタン製の快速旅団・柴ストーブまめたんです。サイトには「Firewood Ti Nomad Stove」という記述があったかと思います。ニンブルウィル・ノマド(Nimblewill Nomad)と呼ばれている人のリトルダンディ・ストーブです。パネルを組み合わせるストーブの原点と言えるストーブを原型にした製品です。リスペクトしているものはコピーやパクリ商品とは違うと考えています。同系列のストーブは多数ありますが、快速旅団のストーブが原型に近い形状です。 購入したのは2011年で、その後に商品名が変わっているかもしれません。このころはチタン製のウッドストーブはかなりレアでした。ただ、薄いチタン板が使われていて、構造的にもあまり強度がないのでヘロヘロです。重めのクッカーを乗せると斜め傾いてしまいます。 ドイツの「ペトロマックス・ホーボストーブBK1」も有名です。肉厚のステンレス板でできていてかなり頑丈に作られたストーブです。前面パネルの上下に爪を引っかける1枚板構造で強度アップされ、重いクッカーも乗るので使い勝手がいい完成度の高いストーブになっています。 同系列のストーブは他にも多数あります。日本では他に「プチかまど」が古くからあり有名ですよね。サイトでパネルの図面が公開されているので自作している人もいます。独自に工夫されている製品もあったりと、世界中で愛されているのたわかります。 変わり種としてL&S ICEストーブも紹介しておきます。前面パネルがマルチツールになっているという、アイディア商品のようなウッドストーブです。前パネルはマルチツールとして使用できるように分厚いステンレス板で、穴が抜かれたり、ギザギザがノコギリになったりします。 リトルダンディストーブについてはこちら 自作できるような型紙も公開されています。 https://nimblewillnomad.com/little-dandy-stove/ Read more »
名ストーブ列伝 11 バーゴ・ヘキサゴンストーブ(アメリカ) 11/09/2024 今でも人気があるアメリカのバーゴ・ヘキサゴンウッドストーブです。日本での販売は2011年でチタン製しかありませんでした。当時はチタン製のウッドストーブは珍しく、国内では最も円安だった年で1ドル80円くらいのときに7000円でした。アルコールストーブのスタンドで使う方が多いようですが、優秀なウッドストーブですから焚き火で使っていただきたいですね。 Read more »
名ストーブ列伝 10 ハニーストーブ(イギリス) 11/08/2024 イギリス製のハニーストーブです。ステンレス板を爪のスリットで組むタイプです。六角形のストーブですが、側面の4枚を使うと小さいウッドストーブに変身するという発想が面白い。そのための正方形の火床も付属しています。付属のパーツを使ってアルコールストーブが使えたりといろいろと工夫されたストーブです。チタン製が販売されたのは比較的最近になってからです。 小さいポケットストーブも作っています。この形状はコピー商品が多く、メーカーサイトでは注意書きが記載されていました。焚き火としては極小サイズですが、トランギアのアルコールストーブがピッタリはまるように作られています。仕上げが丁寧で製品のクオリティーの高いメーカーです。 Read more »
名ストーブ列伝 8 ファイヤースポウト・ミニ(イギリス) 11/06/2024 イギリス製のファイヤースポウト・ミニです。厚手のステンレス製で蝶番で折りたたむのですが、火床は無いシンプルな作りです。空気穴は上下にあるスリットのみ、という珍しいストーブです。老舗のウッドストーブのメーカーのようですが、これは比較的新しいモデル。日本での販売はありませんでした。 メーカーサイトに動画があり、恐らく開発者と思われるおじいちゃんが正座して、丸太にストーブを乗せて焚き火をしているのが愛らしくて。残念なことにサイトは閉鎖されてしまいました。 Read more »
名ストーブ列伝 7 ゼルフ・ウッドガズストーブ(アメリカ) 11/05/2024 ゼルフ・ウッドガズストーブは手作り感満載のストーブです。ゼルフというメーカーはアルコールストーブが有名なのではないでしょうか。まだチタンが普及する前の時代のウルトラライトストーブという感じです。軽量化を目指して作られたストーブで、ステンレスのワイヤーメッシュを組み合わせた構造です。蝶番はステンレス板を丸くしただけ、組み立ての最後は金属の洗濯バサミで止めるという発想が素晴らしい。 焚き火はどうかというと、側面下部だけステンレス板張りで、ワイヤーメッシュがスカスカなため円筒効果は期待できず、風に弱いのが欠点です。 Read more »
名ストーブ列伝 1 マジックフレーム(スイス) 10/30/2024 記念すべき最初の投稿は超有名なスイス製のストーブ「マジックフレーム」の紹介にしました。私の焚き火の原点と言えるストーブです。2008年に小さい焚き火をしたくて購入して以来、小さいウッドストーブを収集するきっかけとなりました。一斗缶で焚き火をしようかと考えたのですが、住宅地の煙問題があるので小さいウッドストーブを探して見つけました。焚き火をした感じでは、小さい一斗缶焚き火ですね。スイス製で1㎜厚のステンレスでできて滅茶苦茶頑丈。爪の形状が独特でいい具合に薪を噛んでくれます。ただ、この爪に乗せるクッカーは底面がそれなりに広い必要があり、後に「NG(New Generation)」が登場して細い針金を差し込むことで五徳となり、小さいクッカーも使えるようになりました。 Read more »
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