エンバーリット・ミニはチタン製の板を組み合わせたウッドストーブです。エンバーリットの初期モデルでパネルに凹凸がありません。初期オリジナルのプレス加工の凹凸が無いモデルも欲しかったのですが、日本にはなかなか入ってこなくて入手できませんでした。日本で販売されたときはプレス加工ありになっていましたから、エンバーリットではこのミニが一番のお気に入りになっています。オリジナルとファイヤーアントの中間くらいのサイズも気に入っています。
エンバーリットといえばオリジナルと呼ばれるモデルですね。画期的な構造のストーブで、最もコピー商品が多いストーブではないでしょうか。スリットで組み立てるストーブは通常は側面パネルの爪が左右同じ向きになっていてスライドさせて組み立てます。そのため、上から差し込んだパネルを持ち上げると簡単に外れてしまいます。ところが、エンバーリットは左右の爪の向きを逆さにしてあり、最後の一枚をひねって組み立てます。こうするとシッカリ組めて、どの面で持ってもバラバラにはなりません。単純なことですけど画期的な発想です。
より小さいファイヤーアントが販売され、エンバーリット・ミニが廃盤となってしまいました。ファイヤーアントは発売当初はチタン製しかないこともミニの後継モデルとうい扱いだったことがわかります。ステンレス製が販売されたのはしばらく経ってからでした。
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