笑's・BPウッドストーブ120を紹介します。三角形の珍しいストーブです。組み立てると爪が隠れるというもの斬新です。エンバーリットと同じように左右の爪の向きが異なり、捻って組み立てます。このねじる組み立てはエンバーリットとどちらが先かは不明です。ただ、爪が隠れる構造のため、分解したときに平らにはなりません。
火床の下に板をはめる二重底は今では普通ですが、この当時は画期的なものでした。長い脚は地面へ熱の影響を最小限にするため。欠点は二重底と足長のため、サイズの割に燃焼室の容量が小さいことです。
じつはもっと前に地面へのインパクトを考えて作られたストーブがあるんです。そればブッシュバディです。ブッシュバディは二次燃焼だけに注目されていますが、底の構造にもこだわりがあるんですよ。これもサイズの割に燃焼室が小さいですね。
2012年にモデルチェンジして、今は残念なことに廃盤になってしまいました。個人的には初期型の方が深さが丁度よく、燃焼もこちらの方がいい気がして好きですね。初期型のチタンバージョンが欲しいくらいです。
BPウッドストーブ93Tiは極小サイズのチタン製でBP120の進化系と言えますね。笑'sさんでは珍しく二重底にはなっていません。サイズ的に難しかったのでしょうね。競合はエンバーリット・ファイヤーアント、ファイヤーフライなどのUL系ミニストーブになります。
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