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10月, 2024の投稿を表示しています

名ストーブ列伝 2 ブッシュバディ(カナダ)

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ブッシュバディを紹介します。これも超有名なストーブです。高機能故にコピーやパクリ商品が多いストーブであり、残念なことにブッシュバディがオリジナルと知らない人も多いようです。軽量のウルトラライトとレギュラーの2種類あります。カナダで製作されていましたが引退されて、今はアラスカで弟子が製作しています。 二次燃焼の美しさに注目されがちですが、底面が熱くなりにくいことも注目して欲しいですね。底の構造にもかなりのこだわりがあったようです。 初代は「Trek Stov」という名称でした。大型ですが、3つに分離するのでコンパクトに収納できます。ただ、肉厚のステンレス製でかなりの重量があります。 その後に改良されて「Bush Buddy」という商品名で発売されました。本体と五徳はステンレスですが、最下部は軽量化のためなのかアルミ製です。モデルチェンジするごとに小型・軽量化していきます。 そして現行品と同形状の一回り大きい製品となり、現在の形状に落ち着きます。こうして比較すると徐々に改良されて今の形に落ち着いたことがわかります。 製作者のフリッツ・ヘンデル氏のインタビューはこちら https://hikinginfinland.com/2009/11/interview-fritz-handel-from-bushbuddy.html

名ストーブ列伝 1 マジックフレーム(スイス)

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記念すべき最初の投稿は超有名なスイス製のストーブ「マジックフレーム」の紹介にしました。私の焚き火の原点と言えるストーブです。2008年に小さい焚き火をしたくて購入して以来、小さいウッドストーブを収集するきっかけとなりました。一斗缶で焚き火をしようかと考えたのですが、住宅地の煙問題があるので小さいウッドストーブを探して見つけました。焚き火をした感じでは、小さい一斗缶焚き火ですね。スイス製で1㎜厚のステンレスでできて滅茶苦茶頑丈。爪の形状が独特でいい具合に薪を噛んでくれます。ただ、この爪に乗せるクッカーは底面がそれなりに広い必要があり、後に「NG(New Generation)」が登場して細い針金を差し込むことで五徳となり、小さいクッカーも使えるようになりました。